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ヌーヴォレコルト斎藤師「ここが一番良い舞台」/宝塚記念共同会見

  • 2015年06月24日(水) 18時01分
 第56回宝塚記念(GI・芝2200m)に出走するヌーヴォレコルト(牝4・美浦・斎藤誠)を管理する斎藤誠調教師の共同記者会見が、美浦トレーニングセンターで行われた。

――前走のヴィクトリアM(GI・6着)について
女の子相手ということで楽とは言いませんけども、比較的使いやすいかと思いましてオーナーと相談して出走させました。道中ためるようなところがないと末脚が生きない子ですし、東京コースといえどもやはり1600mはこの子にとっては短かったですね。

――これまでの調整過程と、今日(6/24)のウッドチップコースでの追い切りについて
これまでは併せ馬中心にやってきたのですが、今回はテンションを上げないように、そして1600mの後の2200mで引っ掛かる感じもあるでしょうから、そのあたりを落ち着かせて宝塚に向かいたいと思いました。また放牧先の山元トレセンにいる時から落ち着いて調整できていますので、それを引き継ぐ形で単走でやっていますが、思い通りにいっています。

――仕上がり具合について
彼女なりには仕上がってきましたが、強い馬が多いのでどこまでできるかなとは感じています。

――2200mの距離について
前走は不向きな1600mを使ってしまって1番人気に応えられなかったのですけど、春の目標はここに置いていたので、今回はしっかりできました。前回は33秒5という彼女の最高の上がりだったのですが、1600mが少し短かったかなというのがありました。1800mから2000mが良いと思いますが、今回はタフな阪神の2200mという中距離ですし、タフでハードな競馬になればなるほど本領を発揮するような強い精神力を持っていますので、そのあたりに期待しています。ヴィクトリアMの時もお話したのですが、道中ジョッキーの手が上がるような仕草が見られるようになってきましたので、うまくインコースを取って先行できればと思います。

――枠順の希望は?
前走は距離が短いのもありましたけど、ためるところがなくてあのような競馬になってしまいました。内枠でしっかり脚をためて直線に向くというのが良いと思います。

――イメージするレースの形は?
ゲートが開いてしまえば岩田騎手が考えることですが、ここまでは順調に来ましたので、あとはジョッキーに頼みます。

――馬場が渋った場合は?
中山記念(GII・1着)の時も重い馬場をこなせましたし、狭い所も割って来ました。力強くて男勝りの女の子なので、その点は味方してくれるのではないかと思います。

――宝塚記念への意気込みを
阪神ということで、高速の京都よりは走りやすいかなとは思います。オーナーとスタッフと僕と、そして彼女と、宝塚を目標にやってきました。ここが一番良い舞台ですので、輝いてくれないかなとは思います。

――最後にファンに向けてメッセージを
前走は人気を裏切ってしまいまして、申し訳ありませんでした。今回仕上がりも良いですし、大きい舞台で頑張ってくれることと思います。応援よろしくお願い致します。
(取材・写真:佐々木祥恵)

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