ラキシスの最終リハは栗東CWで
サンビスタ(6歳オープン)と併せ馬。3馬身後方から追走し、コーナーで徐々に距離を詰めて直線は内へ。終始、手綱は持ったままで首差先着し、5F67秒9-37秒0-11秒8。ゴール後に気合をつけられる角居流の調整で、最後は気持ち良く脚を伸ばした。
角居師は「相手も動く馬だし、先週もしっかりとやりましたからね。オーバーワークにならないようにしました。スイッチが入っている感じがあります」とうなずく。今が充実期の5歳牝馬は、前走の
大阪杯でダービー馬の
キズナを撃破。「もともと素質が高く、力があるのも分かっていました。カイ食いが順調にいかないところがありましたが、今はしっかりとしましたね」と手応えは十分だ。
ルメールも「瞬発力があるのが一番の長所。もし雨が降ったら馬場が柔らかくなるが、そういう馬場にも強い」と力強い。「
ゴールドシップが一番のラ
イバル。日本のベストな馬が走るレースだし、もちろん勝ちたい」と意欲を示す。05年
有馬記念では
ハーツクライに騎乗し、当時の現役最強馬
ディープインパクトを破った。
ラキシスとのコンビで、再び大物食いを狙う。
提供:デイリースポーツ