「2歳新馬」(函館5R・芝1200m)
雨の中の
ディープインパクト産駒同士の追い比べ。最後は首差で2番人気の
ブランボヌール(牝、栗東・中竹)に軍配が上がった。タイムは1分10秒5。促しながらの追走で好位のインに収まると、ロスなく立ち回って直線へ。内から差を詰めて、2番手からレースを進めた1番人気
メジェルダとの一騎打ちを制した。
母ルシュクルは同じ函館の6F戦で新馬勝ちし、全3勝を洋芝で挙げている。血統通りの巧者ぶりを見せつけた。なお、さらに3馬身差の3着には中団から進めた3番人気
アッラサルーテが入った。
「最初はもたもたしたけど、狭いところを割ってきた」と岩田。同じく函館で、08年に新馬戦Vを決めた母も管理していた中竹師は「ためて切れるね」と、
函館2歳S(7月26日・函館、芝1200m)での重賞制覇へ意欲を見せていた。
提供:デイリースポーツ