京王杯SC12着からの反撃を期す
ダンスディレクターは、朝一番の栗東坂路へ。馬場のやや内めを通り、4F54秒2-39秒3-12秒0。単走できれいな後傾ラップを刻んだ。
降雨の影響で、この日はラスト1F11秒台がおらず、12秒0は最速タイ。笹田師は「馬場を考慮して、しまい重点のメニュー。動きはいつもと変わらず。競馬に行けばきっちりと走りますからね」と合格点を与えた。
その復帰戦は直線で前が壁になって万事休す。敗因は明白だけに、今度こそ力を発揮したい。「スタートは出るようになってきたから、あとはジョッキーのさばきひとつ。直線でうまく外に出せれば」。自慢の末脚がさく裂すれば、重賞初Vも夢ではない。
マコトナワラタナは後半の栗東坂路で4F54秒2-39秒4-12秒9。水分を含んだ馬場に苦しめられながらも、集中力を持続してゴール板を通過した。鮫島師は「馬場が悪いなか、ラスト1Fは12秒台。動きはまずまずだと思う」と納得顔。今度は手の内を知る川田の手綱。「2走前のような(積極的な)競馬もできる。流れに乗れれば」と前向きだった。
提供:デイリースポーツ