「2歳新馬」(福島5R・芝1800m)
2番人気の
シャクンタラー(牝、
父ゼンノロブロイ、美浦・鹿戸)が、着差以上に強い勝ちっぷりを見せた。道中は中団グループの外を追走。勝負どころから徐々にポジションを押し上げ、前を射程圏にとらえると、4コーナーで外に振られるシーンはあったが、そんな不利も何のその。直線では目の覚めるような伸び脚で2着馬を鮮やかに差し切った。勝ちタイムは1分50秒6。首差の2着は4番人気の
ラブレオ、さらに1馬身1/4差の3着には10番人気の
ファータグリーンが入った。なお、1番人気の
ミュゼリバイアサンはスタートで大きく出遅れ。向正面で追い上げる脚を見せたが、早々に手応えが怪しくなり11着に終わった。
「少しモタモタしていたが、追ってからの反応は良かった。これからもっと良くなる」と戸崎圭は素質の高さを絶賛。鹿戸師は「思った以上に強い勝ち方。このあとはいったん天栄に放牧に出し、次走はゆっくり考えたい」と話した。
提供:デイリースポーツ