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アンビシャスは毎日王冠から天皇賞・秋を予定、音無師「2000mまでは大丈夫」/ラジオNIKKEI賞

デイリースポーツ
  • 2015年07月06日(月) 12時00分
「第64回ラジオNIKKEI賞・GIII」(芝1800m)は5日、福島11Rに16頭で争われ、1番人気のアンビシャス(栗東・音無)が直線で力強く抜け出して重賞初制覇。後続に3馬身半差をつける完勝劇で、トップハンデの評価に恥じない走りを見せた。勝ちタイムは1分46秒4。4番人気のミュゼゴーストが2着。さらに3/4馬身差の3着には12番人気のマルターズアポジーが入った。

 スタートがいまひとつだったために、ルメールはすぐに作戦を切り替えた。中団のインでロスなく運び、道中は全く動かない。勝負どころの3角過ぎから徐々に進出を開始。4角でわずかにスペースがあいた外へとリードすると、直線では1頭だけ次元の違う脚で突き抜けた。

「もう少し前でと思っていたけど、ペースが速く、結果的にあの位置が良かった。4角でうまく外に出せて、ストロングポイントのすごい瞬発力を発揮しました」と鞍上は納得の表情。自身も初めて騎乗した福島で土日6勝と大活躍。「面白かった。シーユー、ネクストイヤー(また来年、会いましょう)!」と笑いが止まらなかった。

 音無師は「オーナーが日本ダービーは距離が長いと判断してここへ。ハンデは問題ないと思っていたが、勝てて良かった」と胸をなで下ろし、「きょうは流れも速くて折り合いがついたね。下がってくる馬がいて、どうするのかと思ったけど、そこしかないというコースを通り、完璧に乗ってくれた」と鞍上を絶賛した。

 レース後は、そのまま福島県のノーザンファーム天栄へ放牧に出された。トレーナーは「2000mまでは大丈夫。3歳は斤量が軽いから」と話し、今秋は毎日王冠(10月11日・東京、芝1800m)から天皇賞・秋(11月1日・東京、芝2000m)に向かう公算が大きい。みちのく福島のビクトリーロードから、素質馬が大志を抱いて羽ばたいた。

提供:デイリースポーツ

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