先週の
ラジオNIKKEI賞を制した音無厩舎が送り出す
レコンダイト。昇級後も(2)(2)着と安定した足跡で待望の重賞制覇はもう目の前に迫っている。栗東坂路の1週前追い切りは、同じく
七夕賞に出走する
クランモンタナと併せて4F51秒7-13秒2(一杯)。追い比べで1馬身半遅れたが、最後まで集中力を保っていた。「馬は変わりなくきているよ。若い時と体自体は一緒。ただ、3歳時から、使うたびに強くはなってきています」と音無師。元来が奥手の血統だけに、本領発揮はまさにこれからだ。
復調に手間取っている
クランモンタナだが、栗東坂路の1週前追い切りでは、併せた
レコンダイトに1馬身半先着。4F51秒4-12秒9(一杯)とタイムも優秀で、追われてからもしっかりとした伸び脚。いいころの活気が戻り、気配は今季一番だ。「なかなか馬体が絞れず、480〜490キロ台での競馬。70キロ台で好走していることを思えば、10キロ以上重い。小回りがどうかという不安はあるが、夏場に良くなる可能性のある馬。変わり身に期待しています」と音無師。調教では動いているだけに、あとはレースにいっての気持ち次第だ。
提供:デイリースポーツ