母ブラックエンブレムがGIタイトルを手にした
秋華賞の前日に鮮烈なデビュー。単勝1.8倍の支持を受けた1番人気の
テスタメント(牡、
父ディープインパクト、美浦・小島茂)が直線一気の差し切りを決めた。スタートはひと息だったが、リズムに乗ってからはスムーズな走りで後方を追走。直線で鞍上の松岡が自信満々に大外へ持ち出すと、一頭だけ抜けた脚色で突き抜けた。勝ちタイムは2分1秒9。1馬身1/4差の2着は4番人気の
ナカヤマジョーイ。さらに3/4馬身差の3着には8番人気の
ナスノアオバが入った。
松岡は「手応え通りの伸び。能力は相当高い。体質が強化してステッキが使えるようになれば」と大物感のある走りを称賛。小島茂師も「七分程度の仕上げでも負けられないと思っていた」と涼しい顔。次戦は様子を見て決める。
提供:デイリースポーツ