菊花賞には罠があると個人的に思っています。その罠は何かというと「内で包まれる不利」です。
馬体をぶつけられる、進路を塞がれる、身動きが取れなくなるなど色々不利はあると思いますが、今回は身動きが取れなくなる上に更に不利が重なります。
一昨年のバンデの様に粘ってしまう馬もいるんですが、不利が重なる原因は「スタミナ切れの先行馬」です。
菊花賞はクラシックで1番長い芝3000。殆どの馬が初距離になります。当然距離が持たない馬が出てきますし、出来る限り距離ロスを避ける為に内で馬群が固まります。この固まりにバテた先行馬が前から落ちてくるんです。
馬群の内に入った馬は身動きが取れない為、仕掛ける事も出来ずズルズル位置取りを下げてしまい、結果的に時すでに遅しになる事が多いんです。去年はバテたサングラスの煽りを受けたサトノアラジンが直線でも挟まれて脚を余しました。
具体例
2013年(タマモベストプレイ)
バテたネコタイショウの煽りを受けて勝負所で一気に位置取りを下げる。
2003年(ゼンノロブロイ)
バテたテイエムテンライの煽りを受けて馬群で身動きが取れない。仕掛けた時には既に手遅れ。
2002年(ナムラサンクス)
勝負所の手前までは好位の内で手応え良く運ぶが、外からヒシミラクル他にマクられ馬群で身動きが取れずにズルズル後退。直線に入った時には後方ポジション。
応援している方には申し訳ないんですが、今回「スタミナ切れの先行馬」に該当しそうな馬が母父サクラバクシンオーのキタサンブラック辺りだと個人的に思います。3〜4コーナーの勝負所で内で動けず、ポジションをズルズル下げる馬が今年も何頭か出てくると自分は思っています。特に内枠巧者で距離が長いとコメントしてるサトノラーゼンは危ない人気馬だと思っています。
私が注目している馬はワンダーアツレッタ、ベルーフ、マサハヤドリームの3頭。全馬近走で早めに動く競馬を経験済みで、父・母系にスタミナの血を持っています。前に行くリアファル目掛けて馬体を併せ、リアルスティールの追撃を凌いで好走してくれる馬がこの中にいると思っています。
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