5日、京都競馬場で行われた5R・3歳500万下(ダート1400m)は、
秋山真一郎騎手騎乗の1番人気
ナムラアトランテス(牡3、栗東・野村彰彦厩舎)が道中は後方を追走し、直線弾けるように伸びると、外から追い込んできた5番人気
ペリーに1馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分25秒8(良)。さらにハナ差の3着には10番人気
ウグイスジョウが入った。
勝った
父デザートキング、
母ナムラウタヒメ(
その父フォーティナイナー)という血統。05年11月のデビュー戦(京都・芝1600m)では3番手からの積極策も5着と敗れ、2戦目(中京・芝1800m)も先行したが8着と敗退。ダートに活路を求めた前走(阪神・ダート1400m)では、一転し後方追走からレースを進め、直線一気の末脚で初勝利を挙げていた。通算成績4戦2勝。
なお、
秋山真一郎騎手は、この勝利で
JRA通算400勝を達成した。
京都4R・3歳新馬(ダート1200m)は、
幸英明騎手騎乗の3番人気
スリーサンフレンチ(牡3、栗東・藤岡範士厩舎)が2番手追走から直線抜け出し、追いすがる4番人気
メイショウソーラーに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分14秒2(良)。さらに1/2馬身差の3着には1番人気
エイシンハンコックが入った。
勝った
スリーサンフレンチは、
父フレンチデピュティ、母は
JRA・通算4勝を挙げた
スリーサンナイナー(
その父フォーティナイナー)という血統。牝系を遡ると、
ジョッキークラブゴールドC(米G1)をはじめ米G1-7勝を挙げた種牡馬Slew o'Gold、
ベルモントS(米G1)を制した
Coastalなどがいる。