2日、高校生の生産馬として初めて
JRAの競走に優勝した
ユメロマン(牡4、美浦・
宗像義忠厩舎)が、左第1指骨剥離骨折を発症していることが判明した。全治には3ヶ月以上かかる見込みとなっている。
ユメロマンは、
父ジェネラス、
母サクラトキメキ(
その父アンバーシャダイ)という血統。叔父に04年
京成杯(GIII)2着の
マイネルマクロス、近親には
サクラスピードオー(
共同通信杯4歳S-GIII)がいる。教育実習の一貫として、北海道・静内農業高校の生徒たちによって種付け、生産、育成され、03年サマーセールにおいて250万円で落札されている。昨年2月のデビュー戦(東京・芝1800m)優勝後は苦戦が続いていたが、12月の3歳上500万下(中京・芝2500m)で約10ヶ月ぶりの勝利。続く前走グッドラックH(3歳上1000万下、中山・芝2500m)でも6番人気で2着と好走していた。通算成績11戦2勝。