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ブランボヌールが完勝、中竹師「無事に成長していってくれれば」/函館2歳S

デイリースポーツ
  • 2015年07月27日(月) 12時00分
 終わってみれば1強だった。「第47回函館2歳S・GIII」(芝1200m)は26日、函館11Rに16頭で争われ、1番人気のブランボヌール(栗東・中竹)が1分10秒6のタイムで快勝。力の違いを見せつけるワンサイドゲームで、世代最初の重賞ウイナーに輝いた。3馬身半差の2着は3番人気のメジャータイフーン、さらに首差の3着には10番人気のヒルダが入った。

「自信をもってレースできました」。エスコートした岩田が誇らしげに胸を張った。手綱さばきがさえ渡った。道中は中団外めで待機。3角から上昇して先団を射程圏に入れると、直線では反応良く伸びて後続を突き放した。「内を走ったらごちゃつくと思って外へ。早めに踏んでいったのでどうかと思ったけど、一気に加速してくれた」。殊勲の鞍上は先週の函館記念(ダービーフィズ)に続く2週連続重賞Vを果たすとともに、2年ぶり2度目の函館リーディングも獲得。最高の形で函館開催を締めくくった。

 ディープインパクト産駒函館2歳S初挑戦にして初V。これで種牡馬として、8頭目(グレード制導入後の84年以降)のJRA全10場重賞制覇を達成した。父譲りの爆発力に、中竹師は「後ろからだったので心配していたが、行きだしたらひとまくりだったね」と破顔一笑。管理馬だった母ルシュクルは08年函館2歳Sで6着敗退。娘が見事にリベンジを果たしたとあって喜びはひとしおだ。

 今後は北海道の新冠町のノースヒルズへ放牧に出される。当面の大目標は阪神JF(12月13日・阪神、芝1600m)だ。「無事に成長していってくれれば」と指揮官。北の大地でひときわ輝きを放った芦毛馬は、大舞台を見据えてしばしの休息に入る。

提供:デイリースポーツ

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