「2歳新馬」(札幌5R・ダート1700m)
最後方からまとめて面倒をみた。4番人気の
クインズサターン(牡、
父パイロ、栗東・野中)が際立つ末脚を繰り出して、初陣を勝利で飾った。行き脚がつかずに序盤は最後方のポジション。向正面から仕掛けて進出を開始すると、直線では岩田の左ステッキに応えてひと追いごとに加速。2番手から抜け出して勝利態勢を築いていた7番人気の
ジョリガーニャント(2着)をゴール寸前で頭差とらえた。勝ちタイムは1分48秒6。圧倒的1番人気の
ブレイキングザロウはさらに1馬身1/4差の3着。道中で3番手まで押し上げたが、ラストは伸び切れなかった。
メンバー最速の上がり3F38秒6の末脚でV。「追い切りが余裕残しだったので、前半は戸惑っていた。ムチを入れてからは反応してくれたし、いい脚でした」と岩田は勝ちっぷりに満足そうだった。
提供:デイリースポーツ