「2歳新馬」(東京5R・芝2000m)
GI馬の近親が長い直線を押し切った。2番人気の
クィーンズベスト(牝、父
ワークフォース、栗東・大久保)が2分4秒5のタイムで初陣V。先手奪取から後続の追撃をしのぎ切った。
母ラスティングソングの異父弟には
フレールジャック(11年
ラジオNIKKEI賞)、
マーティンボロ(14年
中日新聞杯、
新潟記念)の重賞ウイナーがおり、半姉の
ハルーワスウィートが13、14年の
ヴィクトリアマイルを連覇した
ヴィルシーナを輩出している。なお、3/4馬身差の2着は1番人気の
ウムブルフ。3番手から前を追ったが、勝ち馬の粘り腰にあと一歩及ばなかった。さらに1馬身1/4差の3着は7番人気
ジャガンツだった。
岩田は「追い切りの感じからいいなと思っていた馬。しまいまでしっかり伸びていた。素質が光るね」と血統馬を絶賛。大久保師は「長い距離が合っているようだ」と語ったが、次戦などは未定となっている。
提供:デイリースポーツ