「新馬戦」(25日、阪神)
アドマイヤビクター(牡、父
ルーラーシップ、栗東・友道)が25日の阪神5R(芝1800メートル)でデビューする。ゲート試験を一発で合格。その後は放牧を挟み、栗東へ帰厩してからはCW4本、芝1本、坂路3本と入念に乗り込まれた。
今週は初陣を託されたルメールが騎乗し、芝で5F66秒8-13秒2をマーク。年長僚馬に首差遅れたものの、友道師は「今週は雨の芝コースだから仕方がない。先週の動きが良かったし、その時乗った藤懸も“すごくいい”って言ってくれたから」と前向きに話す。
祖
母ツィンクルブライドは94年
桜花賞の2着馬。気性がきついことでも知られた馬だ。父
ルーラーシップもゲート難があるなど、気性が災いするレースが多かった。産駒も全般的に気難しい馬が多いが、「この馬は素直。カイバも食べるし、不安がない」と扱いやすさを強調する。馬体重は480キロ。今季絶好調の名手を背にV発進を狙う。
提供:デイリースポーツ