「新馬戦」(21日、中京)
注目馬の登場だ。日曜中京5R(芝1600メートル)でデビューする
サラキア(牝、
父ディープインパクト、栗東・
池添学)は、12年独
オークス馬
サロミナを母に持つ良血馬。全姉に昨年の
エルフィンSを制した
サロニカがおり、クラシックを狙える好素材だ。
坂路とコースを併用し、ここまで入念な乗り込みを消化。2週続けて除外になったが、その分、きっちりと仕上がった。
池添学師は「いい状態をキープ。予定は延びましたが、馬場状態がいい中京で走れるのはむしろプラスとみています」と前向きだ。
いかにも“ディープの牝馬”といったフォルムが特徴的。素軽い動きに、指揮官は「切れそうな感じ」と表現する。現段階の課題は「扉が開くとびっくりしてワンテンポ遅れる」というゲートだが、それも「出たあとは二の脚があるので」とさほど気にしていない。偉大な両親から受け継いだDNAを、初戦からいかんなく発揮する。
提供:デイリースポーツ