1月18日の名古屋競馬第11Rで、故障した馬がコースに取り残されるという事故が発生しました。
競走を中止したのは3番人気のタケルオウジ(今井貴大騎手)。
2歳時には全日本2歳優駿にも出走した馬です。
スタートしてから後方集団でレースを進めていたのですが、
1周目第4コーナーで馬体に故障発生、転倒してしまいました。
レースは2周目に入り第4コーナーに入ります。
しかしそのとき、1周目で故障転倒したタケルオウジが、コースに取り残されていたのです。
タケルオウジは首を上げて立ち上がれず、まったく動けない状態でした。
騎乗していた騎手たちの迅速な判断により走っていた各馬は避けたのでこれ以上の大きな事故にはなりませんでした。
JRAではこのような故障馬がいた場合には迅速な対応でカラーコーンなどが設置されます。
地方競馬はJRAほどの人員も少なく、コース1周が短いのでJRAほどの迅速な対応は難しいとは思われますが、
故障馬がコースにとり残されているのを見ることは痛々しいです。
タケルオウジ号のご冥福をお祈りします。
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