新人・石川を背に12番人気の
ナリノネーヴェ(牝、
父スウェプトオーヴァーボード、美浦・斎藤)が波乱を演出した。先行勢が
ハイラップを刻むなか、道中は自分のリズムで中団を追走。勝負どころで大外を回って勢い良く進出すると、鋭い決め手を発揮して差し切った。勝ちタイムは1分11秒2。3/4馬身差の2着は3番人気の
エヴリホープ、1番人気の
メジャーフォルムは速い流れを先行する形。ゴール前で脚色が鈍り、さらに3/4馬身差の3着に終わった。
「外枠で道中も外々を回る形になったが、しっかり伸びてくれた。小柄でも力強い走りをする馬です」と石川はうなずく。斎藤師は「次は
ダリア賞(8月9日・新潟、芝1400m)に向かいたい」と次戦予定を明かした。
提供:デイリースポーツ