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連闘のアクティブミノルがV、藤岡康「まだ余力があった」/函館2歳S

デイリースポーツ
  • 2014年07月20日(日) 12時00分
 電光石火のタイトル奪取劇。「第46回函館2歳S・GIII」(芝1200m)は19日、函館11Rに16頭で争われ、新馬Vから連闘で挑んだ4番人気のアクティブミノル(栗東・北出)が、デビュー戦と同様にスピードでライバルを圧倒して逃げ切り勝ち。好スタートから持ち前の速力をいかんなく発揮し、世代初の重賞ウイナーに輝いた。勝ちタイムは1分10秒2。1馬身差の2着は中団から力強く伸びた11番人気の伏兵タケデンタイガー。さらに3/4馬身差の3着は外々を回りながもしぶとく伸びた2番人気のトウショウピスト。1番人気のマイネルエスパスは好位のインでレースを進めたが、バテず伸びずで5着に敗れた。

 初戦を逃げ切った馬がズラリと並んだメンバーに藤岡康は「行く馬がいれば控えても」と考えていたという。しかし、ゲートが開いた瞬間にそのプランを捨てた。「二の脚が速い。この感じなら譲らなくてもいい」。ハナをうかがうライバルを制して、敢然と先頭で風を切る。直線でもしっかりとした脚勢をキープしたまま1馬身差の完勝を決めた。北海道シリーズはデビュー8年目にして初参戦。もちろん、函館での重賞Vも初めてだ。

 中京でレースを見届けた北出師は5月に京都ハイジャンプ(ルールプロスパー)を制しているものの、平地重賞Vは初めて。「スタートセンスが抜群だから(藤岡)康太も泡を食ったんじゃないか」と喜ぶ。「体形的に距離が延びたらどうだろう」と話すが、鞍上は「まだ余力があった。対応してくれると思う」とポジティブだ。

 今後は放牧を挟み、京王杯2歳S(11月8日・東京、芝1400m)から朝日杯FS(12月21日・阪神、芝1600m)のローテが有力。北の一番星は自慢のスピードに磨きをかけて、2歳王者を目指す。

提供:デイリースポーツ

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