20日、函館競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1800m・13頭)が行われ、先団の後ろでレースを進めた四位洋文騎手騎乗の1番人気スワーヴジョージ(牡2、栗東・庄野靖志厩舎)が、直線で前を捕らえて抜け出し、好位から伸びた3番人気コスモアルマク(牡2、美浦・武藤善則厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分51秒4(良)。

　さらに2馬身差の3着に12番人気ヤマチョウタンゴ(牡2、美浦・相沢郁厩舎)が入った。なお、2番人気スターチェイサー(牡2、美浦・和田正道厩舎)は4コーナー手前でジョッキーが下馬、競走を中止した。

　勝ったスワーヴジョージは、父ハービンジャー、母ギーニョ、その父サンデーサイレンスという血統。伯母に2001年のエリザベス女王杯を制したトゥザヴィクトリーがいる。今年の新種牡馬であるハービンジャー産駒のJRA初勝利となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆スワーヴジョージ(牡2)
騎手：四位洋文
厩舎：栗東・庄野靖志
父：ハービンジャー
母：ギーニョ
母父：サンデーサイレンス
馬主：諏訪守
生産者：ノーザンファーム