良血馬が人気に応えた。母に重賞3勝馬
ディアデラノビアを持つ1番人気の
サンマルティン(牡、父
ハービンジャー、美浦・国枝)がデビュー戦を快勝した。道中は先行集団の内めを追走。直線で最内を突いて抜け出し、1分36秒7のタイムでゴール板を駆け抜けた。2馬身半差の2着は9番人気の
リープフロッグ、さらに半馬身差の3着には11番人気の
クラウンロベルトが入った。なお、池江泰郎元調教師の所有馬
ネージュドール(3番人気)は6着、
凱旋門賞2着馬
ナカヤマフェスタの全弟
フェスタジュニーナ(2番人気)は14着に敗れた。
エス
ポジートは「日本で乗ったなかで一番いい馬」と大絶賛。「身体能力が別次元で、賢い。できれば来年のダービーで乗りたいぐらいだよ」とほれ込んでいた。今後について、国枝師は「いったん福島県のノーザンファーム天栄に放牧に出します」と話した。
提供:デイリースポーツ