3連勝でクラシック戦線に名乗りを上げた。阪神9R・
すみれS(芝2200m)は、マイペースの逃げを打った1番人気の
スピリッツミノル(牡、栗東・本田)が堂々の逃げ切り勝ち。4コーナーで後続を引きつけ、直線では楽々と突き放す余裕を見せた。重馬場の勝ちタイムは2分20秒6。3馬身差の2着は6番人気の
ライトファンタジア、さらに3/4馬身差の3着には積極的な競馬で見せ場をつくった8番人気の
ワンダーアツレッタが入った。
「馬場に気を使っていたが、勝負どころでの反応が良かった。自分のペースで運べばしぶとい」と酒井はうなずく。ダービーまでほぼ出走可能な賞金を獲得し、本田師は「
皐月賞(4月19日・中山、芝2000m)一本か、どこかを使うか」と今後のローテを描いていた。
提供:デイリースポーツ