山吹賞(500万下)に快勝し、来週行われるダービートライアル・青葉賞(5月2日・GII・東京芝2400m)で、ダービー出走権奪取を狙うレッドライジェル(牡3・美浦・藤沢和雄)について、高林大輔調教助手。

「短期放牧を挟んで順調に来ています。怖がりなところがあってここ2戦は後方からの競馬ですが、すごい切れ味を見せてくれましたね。だいぶ怖がりな面も解消してきて、気性も成長しています。前走は1800mの後の2200mでしたので道中の折り合いが心配でしたが、レースでは問題ありませんでした。ここまで調整も順調ですし、体調も良いです。ここ2戦で見せてくれている決め手は、ここでも通用すると思います」


　来週の青葉賞とNHKマイルC(5月10日・GI・東京芝1600m)の両方に登録予定のブラックバゴ(牡3・美浦・斎藤誠)について、斎藤調教師。

「前走のスプリングS(GII・6着)後は放牧に出ました。今回はいつもよりも帰厩が1週遅いので、戻ってきてすぐに1週前追い切りになりました。前走時の状態を持続するだけですので、あまり早い調教は必要ないと思っています。来週の青葉賞とNHKマイルCの両方に登録して、メンバーや頭数を見て決めます。青葉賞の場合は、戸崎圭太騎手です」

　ブラックバゴと同厩で、4月18日(土)の3歳500万下(芝1600m)に優勝したオグリキャップの孫のストリートキャップ(牡3)については「流れも向きましたが、1戦1戦強くなっていますので、勝てて良かったです。レースの日のうちに放牧に出て、次走は7月5日(日)のラジオNIKKEI賞(GIII・芝1800m)に向かう予定です」と斎藤調教師。(取材・写真：佐々木祥恵)