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【日本ダービー】栗東レポート ピースオブエイト(藤岡佑介騎手)

ラジオNIKKEI
  • 2022年05月25日(水) 17時00分
◎29日(日)東京競馬場で行われる第89回東京優駿(日本ダービー)(GI)に出走を予定しているピースオブエイト(牡3、奥村豊)について追い切り後の藤岡佑介騎手のコメントは以下の通り。

・(前走の毎日杯は)当日の馬場状態、それと私自身が初騎乗ということもあって調教師とよく相談して、先行有利の馬場の中、それを重視して競馬をしようということになりました。スタートはあまり良くなかったのですが、形にはめていく感じで馬に前に行ってもらった、というレースでした。ラップ的にはまだ余裕があるかとも思いましたが、馬場が悪かったこともあり、最後は苦しい感じにはなりましたが、そこから更に2着馬を差し返すようなところを見せてくれたので、気持ちの強さを感じました。

・(1週前追い切りは)今回は距離も延びるので、ハミを替えてもらいました。その点の確認と、残り1週間でどのように調整していけばいいかというオーダーがありました。その点を確認して良いコンタクトがとれました。1週前の動きだなという感じで、こうなって欲しいという気持ちを持ちながら今日(の最終追い切り)を迎えました。

・(最終追い切りは)先週と同じ形で変化を確認して欲しい、というオーダーでした。先週「ここがこうなって欲しい」と感じていたことが改善され、思っていた以上にシャープに動いてくれました。満足のいく動きでした。

・(今回使ったトライアビットの効果は)元々、追い切り自体では、それほど行きたがる馬ではありません。制御しやすいタイプです。競馬に行くと気持ちが前に出ていくので、先週は敢えて道中、ハミがかかる形で追い切りに行って確認しましたが、期待していたリアクションはとってくれたので、後は競馬に行ってどこまで我慢が効くかという感じです。

・(距離2400mについては)未知数で、やってみなければ分からないところがあります。(ダービーは)例年距離適性より能力値が出やすいレースだと思います。その点に関しては疑いようの無い馬です。そこを信じて乗りたいと思います。

・この馬の一番の魅力は伸びしろです。余白の多さです。語弊を恐れず言うと、正直これだけ幼い気性と馬体で、よく3連勝でダービーまで来たなというのが感想です。それぐらい成長の余地を残しています。

・(初の左回りですが)特にもたれる感じはありませんが、よく手前を替える馬で、手前を替える時には、馬体の緩さもあってか手前の方向に流れていく雰囲気はあります。それが左回りに変わってどうなるか、ということは気を付けながら乗りたいと思います。

・(多頭数のレースですが)揉まれる競馬もしていますし、気持ちの強さはあるので頭数が多くなって(馬群を)割ってくる分には何も問題は無いと思います。ただ気持ちが高まりやすい馬なので、頭数やスタンド前での発走については気をつけたいと思います。

・馬にとっては一生に一度の舞台ですから、私個人の想いというより、この馬に関わった皆さんの想いを乗せて走る、という気持ちがより強いレースです。(自分自身が)最後のピースとしていい仕事が出来るよう頑張りますので、応援よろしくお願いします。

取材:檜川彰人

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