土曜中山4Rの3歳未勝利(芝1600m)は
フライウィズミー(牝3、美浦・
小島茂之厩舎)の差し切りだ。
過去4戦は5着、2着、7着、3着と一進一退だが、上がり3Fは常にメンバー中最速。脚質的に展開に左右される面はあるが、噛み合えば突き抜ける脚は持っている。とりわけ評価したいのは4カ月ぶりの前走だ。前で運んだ人気馬が残る決着の中、4角で接触&外に振られるロスがありながら0秒3差の3着。まさに負けて強しといえる内容で、休養を挟んで地力強化していることは間違いない。
中山の芝は先週の道悪開催の影響で、内側の悪化が進んだはず。ならば、外差し勝負の
フライウィズミーには願ったり叶ったり。今度こそ待望の初勝利に手が届いていい。