◆グングン気配が上向くボイラーメーカー(26日・竹村)

　ボイラーメーカー(牡2歳、栗東・新谷、父サトノクラウン、母ルージュクール)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。古馬と併せて内につける内容だったが、鞍上の仕掛けに力強く反応して先着。入厩当初はそれほど目立たなかったが、追うごとに力強さが増し、ここにきてグンと気配は上向いてきた。半兄オタルエバーは2歳時から重賞戦線で活躍しており、血統的な魅力も十分だ。

◆仕上がりの早さが目立つ茶木厩舎の2歳馬グレイトフルペイン(26日・城谷)

　水曜の追い切りで年長馬を相手に手応えで圧倒したグレイトフルペイン(牝2歳、栗東・茶木、父ダイワメジャー、母タピルージュ)。例年に比べて、立ち上がりが遅い印象を受ける2歳馬の中で、仕上がりの早さが目立っている。母はダートで2勝を挙げたが、手先の軽い走りで芝で良さが出そうなタイプ。厩舎担当の話では「函館でデビューの予定ですが、なかなかいい感触でしたよ」とのこと。あとは長距離輸送で極端にテンションが上がらなければ。

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提供：デイリースポーツ