名牝
マリアライトを母に持つ
マリガーネット(牝3、美浦・
久保田貴士厩舎)が、土曜東京4Rの3歳未勝利(芝2000m)で初勝利を目指す。
マリガーネットは父
レイデオロ、
母マリアライト、母の
父ディープインパクトの血統。母は15年の
エリザベス女王杯と16年の
宝塚記念の覇者。半兄の
オーソクレースは20年の
ホープフルSと21年の
菊花賞で2着だった。そして叔父の
クリソベリルは19年の
チャンピオンズCなどGIとJpnIを計4勝、伯父の
クリソライトは13年の
ジャパンダートダービーなど重賞を6勝、叔父の
リアファルは15年の
神戸新聞杯の勝ち馬。さらに近親には
アロンダイト、
ダンビュライト、
ブラックスピネルなどの活躍馬が並ぶ。
ここまで1戦0勝。今年1月の新馬(東京芝1800m)は0秒5差の5着だったが、追い切り時計がひと息だったことを考慮すれば、悲観する内容ではなかった。当時の馬体重の386kgが示すように、
レイデオロの牝駒らしい軽量馬なので、芝の実戦向きであることは間違いない。今回は約3カ月ぶりの実戦とあって、成長が問われる一戦。願わくは少しでも逞しくなった体で、待望の初勝利といきたい。