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【青葉賞見どころ】スムーズに立ち回れれば強さを発揮するパワーホールが狙い目

  • 2024年04月22日(月) 11時00分
 京都2歳Sこそ自分の形で運べず崩れたパワーホールだが、続く共同通信杯ですぐさま巻き返し。戦ってきたメンバーが強く、ここも好勝負必至。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■4/27(土) 青葉賞(3歳・GII・東京芝2400m)

 パワーホール(牡3、栗東・昆貢厩舎)は共同通信杯で3着。上位2頭の決め手に屈したものの潜在能力の高さを示した。その上位2頭は周知の通りで、皐月賞で1・3着。その他デビュー戦では後にリステッド競走を勝ったキャプテシーを撃破、札幌2歳Sでは2着と重賞制覇は目前。勝てば日本ダービーでも面白い存在となる。鞍上は田辺裕信騎手。 

 デュアルウィルダー(牡3、美浦・堀宣行厩舎)の初戦は経験馬相手に上がり最速を駆使して3着と健闘。勝ち馬が好位から運び、2着馬は先行して粘り通したように前に行った組が上位を占めたなかで、中団から鋭く伸びた。続く2戦目で初勝利を挙げたが、デビュー戦とは異なりハナに行って後続を5馬身突き放す圧勝劇。非常に学習能力の高い馬でポテンシャルは相当。距離延長も不安なくここも好勝負が可能だ。鞍上はJ.モレイラ騎手。

 その他、兄がキタサンブラックという良血シュガークン(牡3、栗東・清水久詞厩舎)、先行力が武器で今の先行有利の馬場が魅力のシュバルツクーゲル(牡3、美浦・鹿戸雄一厩舎)、血統的に距離延長で更にパフォーマンスを発揮しそうなコスモブッドレア(牡3、美浦・小野次郎厩舎)、今回と同じ舞台を勝っているウインマクシマム(牡3、美浦・畠山吉宏厩舎)などが日本ダービーへの優先出走権の獲得に向けて鎬を削る。発走は15時45分。

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