22日、千葉県の中山競馬場で
JRAブリーズアップセール(第20回
JRA育成馬調教セール)の騎乗供覧が行われた。
この日、同競馬場のダートコースを使って追い切りをかけられたのは、九州の宮崎育成牧場と北海道の日高育成牧場で育てられた78頭。そのすべてが単走で堂々たる走りを披露した。
その中で最も早いタイムを記録したのは日高育成牧場の育成馬でサマーセール出身の「
アドマイヤラックの2022」(牡、父
ノーブルミッション)の22秒7(11秒9〜10秒8)。2ハロンの合計タイムも、ゴール前1ハロンも同馬が最速タイムを記録した。
近親に
サンレイポケットや
アドマイヤフジなどがいる血統で、父
ノーブルミッションは欧州
年度代表馬2回というフランケルの全弟。脚抜きの良い馬場だったとはいえ軽快な走りを披露して、能力の高さを垣間見せた。
せりは23日12時からスタートする。