4日、
大井競馬場で行われた
東京盃(3歳上、交流GII・ダート1200m、1着賞金4000万円)は、
岩田康誠騎手騎乗の3番人気
リミットレスビッド(牡7、栗東・加用正厩舎)が中団追走から徐々に進出を開始し、直線先に抜け出した2番人気
シーキングザベストをゴール前で1/2馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは1分11秒1(重)。さらに1.1/2馬身差の3着には5番人気
ニホンピロサートが入った。1番人気(単勝1.8倍)に支持された
アグネスジェダイは7着に敗れた。
勝った
リミットレスビッドは、
父サンデーサイレンス、母は93年
セントウルS(GIII)を制した
エリザベスローズ(
その父ノーザンテースト)という血統。全兄にデビューから01年ス
プリングS(GII)まで4連勝を飾った
アグネスゴールド、00年弥生賞(GII)を制した
フサイチゼノンがいる。01年12月にデビューし、3戦目で初勝利。主に芝の短距離戦で着実に成績を残し、初の重賞挑戦となった04年
CBC賞(GII)を3着と好走。05年は骨折休養などがあり3戦して結果を残せなかったが、02年8月以来のダート戦となる06年
ガーネットS(GIII)で重賞初勝利を挙げると、続く根岸S(GIII)も連勝で飾った。その後もGIをはじめ、重賞に出走したが良い結果を残せず、前走の
セントウルS(GII)でも4着に敗れていた。通算成績29戦9勝(うち重賞3勝、地方1戦1勝)。