◆6/28 10R・東幹久杯ジューンC(B2、ダート1600m)
今週の岩手競馬は話題が満載。まず28日(土)から平泉の世界遺産登録について県内外のファンの関心と理解を深めるため「奥州平泉」に関連する地名・歴史・人物等の名称を一般競走につけた『平泉世界遺産登録応援』レースをスタート。
28日9Rは岩手の伝説的ヒーローを冠にした「アテルイレース」をB2級、11Rは「奥州レース」を同じくB2級で実施しますので、どんな名称が出てくるのかも楽しみにしてください。
そしてメイン10Rは「第34回ジューンC」(B2級ダート1600m)だが、こちらには東幹久杯の冠がついた。東幹久さんは“契約料0円”で話題を呼んだ今年の岩手競馬CMキャラクター&スポークスマン。
前日27日には遠野馬の里で現在休養中のトレジャースマイルに会い、28日は盛岡競馬場入りしてトークショー、メインのプレゼンターを務める。最終レース終了後には『岩手・宮城内陸地震』義援金チャリティーにも参加。
自身のグッズなどをチャリティーに出展するそうなので可能な方は是非ご参加を。
メイン・ジューンカップはトーヨーハヤテに期待する。追い込み一辺倒ゆえ取りこぼしも多かったが、転入後はすべて3着以上と抜群の安定感を誇り、前回はコース広い盛岡を味方に当地2勝目をマーク。
逆転筆頭はジェド。スタートに課題を残し、前回はそれが最後まで響いて4着。連勝は3でストップしたが、その3勝いずれもけた違いの強さ。前関係者いわく「草地騎手に出会って馬が一変した」といわしめるほどの破壊力を披露しているだけに、巻き返しに転じて不思議はない。
芝では凡走したが、前回ダートに戻ってきっちりお返ししたコスモエスパース。目下4連勝と破竹の進撃中ケイジーウォリアの追撃を封じたもので価値は非常に高い。
他にも一戦ごとの好走で格最上位ベルモントシーザー、堅実派ミツアキトゥーリオ、前回快勝組コアレスブライト、トーホウドンファンも侮れず、意外に難解だ。
馬単(自信度B) 1=10、1→8、1→12、1→2、1→11
◆レース解説
1R(自信度A)
1年9か月の長期休養をはねのけ、タイム差なし2着フジブルースが叩かれて上昇疑わず。相手は手広くいきたい。
馬単 3=9、3→5、3→1、3→8
2R(自信度B)
あとひと押しが足りないモエレジャスティスだが、ここではタイム上位は明白。
馬単 10=2、10=3、10→6、10→5
3R(自信度B)
前回逃げて3着に粘ったリブを信頼。相手はヤマニンアジュール、ホウザンボス。
馬単 7=10、7=2、7→8、7→9
4R(自信度B)
中央未勝利から転入マンハッタンナイト。格付けに恵まれ、牧野騎手に岩手初勝利をプレゼント。
馬単 6=5、6→3、6→1、6→7
5R(自信度A)
転入後、圧巻の2連勝パラダイスオピウム、1400mへ延長も問題にせず。
馬単 2=4、2→8、2→10、2→7
6R(自信度B)
休み明けを叩かれて3戦目スペシャルサウスがエンジン全開。相手はブループライム。
馬単 5=7、5→2、5→9、5→3、5→8
7R(自信度B)
ドリームゴロー、ヨコハマボーイが本線だが、伏兵も多く波乱も一考。
馬単 2=5、2=9、2=8、2=7、5=9
8R(自信度B)
仕切り直しに意欲クリティカルマス、前回2着で復活の兆しサイレントヘネシーが上位形成。
馬単 7=5、7=4、7=2、5=4
9R(自信度A)
前回2着の雪辱を晴らすケイジーウォリア。相手も順当にフレアが演じるか。
馬単 8→7、8→2、8→4、8→9
11R(自信度A)
歴戦のキャリアで圧倒スピードパンチ(11歳)、ゲンパチコジーン(9歳)のラインは堅いぜ!!
馬単 4=9、あとは4→2、4→1、9→2を少々
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