日本は幸せな国かも知れない・・・英国ではニジンスキー以来、米国ではアファームド以来三十年以上もの間三冠馬という存在を得ていない。
ルドルフ以来十年毎・・・オルフェーヴルに至ってはディープインパクトから僅か5年の間しか置かず誕生した。
史上弱いダービー馬は数知れないが、弱い三冠馬は一頭たりとも存在しない。当代三冠馬は或いは過去最強ではないかも知れないが、それでも猶現役最強として襷を受け取った。この三冠馬の脚に次代の可能性を視て安心したのか7着と敗れ、生涯凱旋門賞馬と三冠馬以外に一番人気を譲らなかった白帽の名牝は、北の大地へと旅立ち次の世代の襷を受け取る仔を送るだろう・・・今や世界最高レベルにあるはずの日本競馬の三冠馬・・・世界に旅立つならそれを証明すべき初の重責を背負うことになる・・・果たせるかな、心ざしいかばかりか・・・
差すがいい・・
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