昨日に引き続き1月6日付新規登録馬を紹介します。的外れな結果に終わったら笑ってやってください。シロウトの血統ゴタクなんて、そんなもんです。

●カムインハード(牡 美浦・中川公成 父ゴールドヘイロー、母モエレスコーピオン)
2010年度北海道サマーセールで304.5万円で取引。ゴールドヘイロー×マジックマイルズという「中村畜産血統」の本馬。同配合の代表馬は全日本2歳優駿4着馬のゴールドメダル。この血統でなぜ中央に入厩させたのかはよくわからないが（この馬のオーナーは地方デビューの馬も多数所有）、実は全兄のレッドジュバも中央でデビューしている（未勝利）。ダートの短距離向き。揉まれ弱そうで、すんなりと先行出来る展開が合うだろう。

●コスモウィロー(牝 美浦・稲葉隆一 父Cherokee Run、母Sugar Punch)
父はブラッシンググルーム系の中でも特異な存在で、BCスプリントを勝ったチャンピオンスプリンターである。母はニューヨーク産であり、詳細は不明だが7戦6勝を挙げている。軽めのダート向きのスプリンターだろう。距離は1400までか。芝もこなせるだろうが渋った馬場が良く、時計が早くなると分が悪そう。

●ドリームパール(牝 美浦・二ノ宮敬宇 父マンハッタンカフェ、母アローム)
母はエルフィンSを勝ち桜花賞候補と呼ばれるも故障のため大成できず。しかし仔出しが異様な程良く、本馬は14番仔（！）にあたる。半兄のヒダカプロテクターは5勝を挙げた活躍馬。全姉のクラウディアは未勝利。基本的には芝の中距離馬か。Rivermanが入ってる分平坦の方が向くかもしれない。マンハッタンカフェ×ノーザンテーストからは重賞ウイナーが出ていないのが気がかりと言えば気がかりだが…。

●ラヴィーズバード(牝 美浦・手塚貴久 父シベリアンホーク、母ラヴィーズラヴィン)
2003年の京成杯オータムH(G3)で2着に入り馬連万馬券の片棒を担いだシベリアンホークの仔。母は未勝利だがGiant's Causewayの良血馬だった。2008年に死去した藤田与志男オーナーの真髄ともいえる血統。Seattle Slewの4×4、Robertoの5×5を持ち、Secretariatのインブリードが内包されている血統は妙味が感じられる。マイナー血統ではあるが、芝・ダ兼用のマイラーとして勝ち上がる可能性は十分あるのではないか。まずは無事にデビューして欲しい。