先週日本ダービーが終わり、今週からまた新たな1年の始まりです。
来年のダービーに向けてどのような馬ちゃんが出てくるのか楽しみですね。
今シーズンから一部制度が変わります。これまでのクラス分け「未勝利、500万下、1000万下、1600万下、オープン」の表記から「未勝利、1勝クラス、2勝クラス、3勝クラス、オープン」との名称に変更となりました。よりわかりやすくする為の措置とのことですが、これまでの名称に馴染んできた人達にとっては慣れるのに少し時間がかかりそうです。
そしてもう1つ。クラス編成の名称変更と共に「降級制度」が廃止となりました。この制度は、この時期にこれまでの獲得賞金を半分にした上でクラスを再編成するという制度でした。これが撤廃されることになるので今シーズンからはこれまで稼いだ賞金額そのままのクラス編成での戦いとなります。
馬券的にはいわゆる「降級馬」がいなくなるので狙い目をこれまでとは違った視点で探していかなければなりません。新たな制度の中で力関係をどう見極めていくのかがポイントになりそうですね。
さて本題ですが、今週からは新しくデビューする注目馬ちゃんを取り上げたいと思います。
これから取り上げていく馬ちゃん達の中に来年のダービー馬がいるかもしれません!
どうぞお付き合い下さい。第1回目はアブソルティスモを取り上げます。
アブソルティスモ 父ダイワメジャー 6/2東京5レースデビュー予定
半兄レイデオロが2017年ダービーを制している。
本馬は父がダイワメジャーに変わりスピードが勝っていそうな体型。
父産駒に多く見られる、”いかにもなマイラー”になりそうな感じ。
父ダイワメジャーとの配合はDronの血と相性が良い。よってこれと似通う血=ナスキロ血脈との配合が成功への近道となる。
本馬の母父シンボリクリスエスはその父Kris Sがナスキロ血脈。さらに母系にSeattle Slewを持っておりこれもナスキロ血脈。よっていわばナスキロ血脈のクロスを持つということでダイワメジャーとの配合において成功する素地がある。
実際、父ダイワメジャーと母父シンボリクリスエスの配合はこれまで11頭がデビュー済みでそのうち9頭が勝ち上がる(82%)という高打率ぶり。
その中でミスパンテールといった重賞馬も輩出しており、そろそろG1馬が誕生しても不思議ではない。
@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。
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