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本邦輸入!サラフィナの可能性を探る

  • 2012年01月15日(日) 23時38分
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去るチチカステナンゴ、そして来たるサラフィナ。社台グループはもう何本目の矢かわからない矢をまた継いできました。用心深いというか、抜け目がないというか…企業努力を怠りませんね。

本稿ではサラフィナの繁殖牝馬としての可能性を大胆にも予想し、下世話にもお婿さんを選定・推奨してみます。

父リフューズトゥベンドはサドラーズウェルズ産駒の英2000ギニ―馬。母の父ガルチからスピードを得、母方のグロースタークから大舞台での強さが補充された好配合です。

母の父はダルシャーン。サドラーズウェルズ系×ミルリーフ系は有名なニックス。母母父トップヴィルもサドラーズウェルズとの相性が良いことで知られます。なかなか考えられた血統と言えるのではないでしょうか?

ただ、日本競馬への適性はと言うと…微妙なところ。自身の戦績もそうですが、軽い馬場への適性は疑問視されても仕方がないと言えます。個人的にはガルチが入ってるのも日本ではどうかな、と。思いっきり難癖ですが。

ここで温故知新。仏オークス馬の先輩である繁殖牝馬・カーリングはローエングリンを輩出しました。この配合のミソはミルリーフの5×3。カーリングの血統のタフさを強調し、気の強さを引き出しています。重々しさを前へ行ってのしぶとさに変換する…これがコテコテの欧州血統の日本での「活路」だと思います。

種付けが予想されているのはディープインパクトとヴィクトワールピサ。ディープはノーザンダンサーの5×4、ピサはミスタープロスペクターの4×5が発生します。どちらも悪くないですが、面白味にはちょっと欠けるかな?

社台の種牡馬の中で選ぶならキングカメハメハやヴィクトリーはいかがでしょうか?前者はミルリーフ、ミスプロにノーザンダンサー、そして名牝スペシャルのクロスが発生します。現実的に考えるならこの馬でしょう。後者はグロースタークの薄いクロスとサドラーズウェルズの4×3という力強い配合です。アウトブリードならドイツ母系のマンハッタンカフェを。いい加減良い繁殖に付けさせて!

他の牧場に繋養されている種牡馬ならどうでしょう。アラムシャーとの配合はダルシャーン、レルコ(テディ系)等の欧風インブリードに妙味が感じられます。重馬場は鬼と言った感じ。アルカセットとの配合も面白そうです。関係者の方、どうか御一考を!付けたら各方面からぶっ叩かれるでしょうが(笑)

きっさん
きっさん
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なんJ(2chの「なんでも実況ジュピター」という掲示板)の固定ハンドルです。ライター志望の社会人。「金満」の流れを組む血統予想が持ちネタです。東北出身なので岩手競馬にちょっとだけ肩...

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