キャロットクラブ最終決断
ヒストリックスターの2018
「ノーザンファームの負け犬になってはならない」
私は今、とても不愉快である。
一口30万円もする馬に投資した場合、損益分岐点をクリアするには2億4000万稼がねばならない。
日本で2億4000万稼いだディープインパクト産駒は何頭いる?
調べたら3歳以上1376頭中、40頭しかいない。
ディープでも3%か…。
私は一口馬主でさえ収支をプラスにできる「勝てる天才」だ。
ヒストリックスターに投資し、全額損失したとしてもプラスを維持できる余力がある。
余力がなければ絶対出資しない。
一口馬主で負け続ける多くの人々は高額馬に出資してはならない。
失敗したら一生負け続ける事になる。
「ノーザンの負け犬」になってはならない。
日本でノーザンファームと対等に渡り合える馬主は金子真人HDだけだ。
その他すべての馬主は「ノーザンファームの負け犬」なんだ。
その事実を頭の片隅に置いといてほしい。
さて、今回の出資候補、剪定作業により以下の4頭が残った。
ヒストリックスター
ラドラーダ
バウンスシャッセ
ヒルダズパッション
そして様々な理由により1頭に絞った。
ラドラーダ×
491キロ?調べたら怪我した兄弟よりも脚元への過重負担があった。
バウンスシャッセ×
ロードカナロアで大成功しているのは母G1馬のみ。他は短距離の一発屋だ。
ヒルダズパッション×
いい馬だが×無し最優先では厳しい。
ヒストリックスター○
可もなく不可もなく。
姉ハープスターのような高揚感もない。
本当に特徴の無い馬だ。
…私の最優先、これでいいのか?
…ちょっと考えさせてほしい。
さて…
私は今年の募集をもって一旦、一口馬主から距離を置く。
ダービーも獲ったし、海外G1も勝った。
社台スタリオンには元出資馬もいる。
叶えていない夢は凱旋門賞ぐらいしかない。
だから「勝てる天才」のまま、勝ち逃げするつもりだ。
数年後、出資馬レイデオロが種牡馬入りして産駒が募集される頃、帰ってきたいと思う。
今回、ヒストリックスターを最優先で挑むつもりだが、落選する確率はかなり高い。
落選したらしたで
「あぁ貴重な30万円を失わずに済んだ」
と思い、女の子に奢ったり、株を買うだろう。
大事な事はただひとつ…
「ノーザンの負け犬になるな」
みなさんの健闘を祈る。
JRA騎手番付、種牡馬番付の主要コンテンツを発表。不定期コラム「一口馬主勝てる天才、負ける凡人」第84代ダービー馬レイデオロ出資。
あなたも、投稿してみませんか?
コラムを投稿する