◆1/17 京都6R ダイシンサーベル
スタートでアオる不利。普通ならこれで万事休すですが、直線凄い脚を使って差し切りました。新馬戦で強い勝ちっ振りを見せた馬でもあり、上のクラスでも通用します。ただ、同じ千四の距離で戦うのなら、上がりが掛かる重いダートがベターです。
◆1/17 京都9R アグネストカチ
レース後の藤岡佑騎手のコメントで「右回りはでは内にモタれてしまう。レースがしづらい」とありました。幾分急仕上げ気味だった休み明け緒戦でいきなり500万以下クラスを卒業し、今回3番人気に支持されていたことからも、現級でやれる馬です。今回の敗戦で人気が落ちるようなら面白い存在になります。ただ、マイルの距離でも勝っていますが、千二・千四の距離の方がもっと良さが生きるように感じます。この辺りは見極めていく必要があります。
◆1/17 中山1R ロジロマンス
後続に何と2.6秒もの大差をつけて、持ったまま圧勝。走破時計の1分11秒1は素晴らしいものです。その程度を説明すると、同じく凍結防止剤が散布されて時計が掛かっていた先週土曜日8Rの1000万以下クラスの平場(ファルカタリア)の勝ち時計が1分11秒3。同じ良馬場でも向こうは、午前稍重だったのが回復したもので、パサパサではない状態でした。ひと言、恐れ入ります。
◆1/17 中京9R ハセハリドワール
前走はひとつ上の1000万以下クラスの特別戦で0.5秒差の6着。芝に替わってからレース内容が一変しており、現級ではむしろ上の力を持っていると言っても良いでしょう。今回は負け過ぎの感もありますが、スタートの後手もあって最後方に近い位置からの競馬。小回りコースでスムーズさを欠きました。まだ見限りは早計でしょう。
◆1/18 京都11R タガノエルシコ
上がり33秒台前半の決め手を持っているだけに、冬場で幾分重い馬場に加わった雨も少しは応えたことでしょう。まだ完全には分かりませんが、二四の距離も少々長く感じます。それでも0.7秒差の3着。2着のナムラマースからは0.1秒差ですから、よく走っています。千八・二千辺りの生粋の軽い芝の広いコース(東京・新潟・京都)で持ち前の瞬発力を存分に生かせば、相当な存在になる可能性を秘めています。
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