休み明けの馬が5頭もいて、それも鍵をにぎる馬が長期休養明けだから難しい。あまり古い時代はともかく、過去15年間、3ヶ月以上休み明けの馬は[0-0-0-20]という数字が残っている。冬場だけに仕上げが難しいのだろう。
では、比較的順調に来ているグループが中心かとなると、5歳勢がこれに該当するが、現5歳勢は全体のレベルに大きな問題があり実力勝負のG2だけに強気になれない。
休み明けの不利は大きいが、仕上がりに不安はないミスキャストから入りたい。現4歳馬のレベルの高さは知られるところで、この馬、新馬を勝ったばかりに2戦目に、いきなりアグネスタキオンの勝った弥生賞で3着に押し上げている。当時の4着がマンハッタンカフェだった。
3戦目に挑戦したのが皐月賞。もまれて苦しいレースだったが、6着まで押し上げ、当時3着のジャングルポケットとは、0.6秒差しかなかった。レベルの高い4歳世代の中でトップグループに入る資質がある。
東京ではプリンシパルSを勝っている。しりぞけたのがビッグゴールド(中山金杯の勝ち馬)だった。まだキャリア4戦しかないものの、素質で台頭できるとみた。
相手も信頼性の乏しい馬ばかりで迷うが、デキの良さでスパークホーク。未完のまま終わる危険もあるが、マチカネキンノホシを本線に、この頭数だが手広く流したい。