◆2/7東京・春菜賞
レース結果
レース映像1着
マイティースルー(牝)
父クロフネ、母スルーオール(その父Seattle Slew)
【評価】B
【適性】芝ダ1600~2000m
スルーレート(父フレンチデピュティ)の3/4妹で1800mぐらいがベストなのですが、ここでは地力が一枚上だという差し切りでしたね。Seattle Slewが強いストライド走法は中山より東京向きです。
◆2/8東京・共同通信杯
レース結果
レース映像1着
ブレイクランアウト(牡)
父Smart Strike、母Queue(その父フレンチデピュティ)
【評価】B
【適性】芝ダ1600~2000m
ミスプロ系らしい細身体型と直飛で、母がBold RulerとPrince Johnのクロスなので動きが柔らかく、明らかに中山より東京がベターなタイプ。しかもイン有利の馬場で外々を早めに捲り上げての3着ですから、朝日杯は勝ちに等しい内容でした。
まああくまで斬れ味だけの軽い馬で、中距離の底力や持久力に満ち満ちているという血統ではないのですが、同じ舞台で同じようなスローになった東スポ杯ぐらいは走ったと思います。
東スポ杯でこの馬に競り勝ったナカヤマフェスタも京成杯で一番強い競馬をしており、2頭のここまでの高値安定のパフォーマンスは、今後のクラシック路線を展望する上でかなり信頼できるものでしょうね。
◆2/7京都・エルフィンS
レース結果
レース映像1着
レッドディザイア(牝)
父マンハッタンカフェ、母グレイトサンライズ(その父Caerleon)
2/7京都・エルフィンS(芝1600m良)、1分36秒0(ハナ)
【評価】B
【適性】芝ダ1800~2200m
3代母Grace Noteの産駒にキングジョージのBelmezなどが出る牝系。母グレイトサンライズはCaerleon×Sadler's Wellsですからフサイチコンコルドと同じ配合で、そのイメージから「鋭く斬れるオースミハルカ」と予想コメントでは書いたのですが、硬い馬が多いマンハッタンカフェ産駒にしてはビックリするほど動きが柔らかくてしなやかで、パドックでの並脚にすでにオープン馬のオーラが漂っていました。
柔らかすぎてエンジンのかかりが遅いので今日も辛勝になってしまいましたが、そのぶんまだまだ良化の余地があり、オークスではブエナビスタを脅かす存在になるかも。