先週に続いて今週も桜花賞トライアル、フィリーズレビューが開催されます。
このレースもデビュー前に注目馬として取り上げた3頭が出走するので、ここで改めて紹介します。
アヌラーダプラ 三浦
父キングカメハメハ
「母は未出走だが、祖母シンハリーズはアメリカG1・デルマーオークス(芝9F)勝ち馬。
産駒はシンハライト(オークス(G1))を始め、重賞馬・オープン馬がズラリ。
繫殖力が高いファミリーである。
父キングカメハメハと母父Rahyの組み合わせはサンプル数が少ないが、ダート・芝共に堅実に勝ち上がり馬を出している。
勝ち鞍の傾向は圧倒的にダートで、同じ組み合わせに重賞馬・ヒラボクキング(平安S(G3))がいる。
母系にBlushing Groomを持っているので芝の道悪や、ダート馬に出る確率はより高いと推察される。」
↑新馬戦・1勝クラスを連勝後、フェアリーS(G3)で6着。
今回は前走から距離短縮で改めての重賞挑戦です。
ここで桜花賞切符をきっちり奪取できるか注目です。
エーポス 岩田康
父ジャスタウェイ
「父×母方にMr.Prospectorを持つ馬はチャレンジカップ(G3)を勝ったロードマイウェイやオパールステークス(L)を勝ったアウィルアウェイが同じで父と相性の良い血。
1つ上の半兄は現時点で2勝しており母の繫殖力が高そうな点も心強い」
↑新馬戦を勝ったあと、1勝クラスを5着、エルフィンSを4着と足踏み状態。
本番に出走するには、ここでの権利獲りが必須です。
マテンロウディーバ 藤岡佑
父ディープインパクト
「父×母父Marjuの組み合わせはこれまで4頭と小頭数ながら3頭が勝ち上がっており、その中から桜花賞を制したマルセリーナを出している。
騎手川田と調教師中内田の名コンビもより期待感を膨らませる。」
↑川田騎手と新馬戦を勝った後、藤岡佑に乗り替わり紅梅S(L)を3着。
桜花賞に出走するために是非とも3枚の切符のうちの1枚を取りたいところ。
以上3頭が本レースに出走することとなりました。
1頭でも多く本番に出走できますように!
@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。
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