今日(20日)の中山競馬を見ていて驚いたのは前が全く止まらないこと。芝もダートも前残りで逃げ馬の成績が12レース中8レースは複勝圏内という驚きの成績。単純に考えて明日(21日)も前残りを想定した予想をすればいいのでは？と感じています。普段は逃げ馬が多いと感じれば当然展開を考えて後方から競馬する馬を狙いますが、明日はとにかく前から行く馬を買いたいと思います。今日推奨した3頭は8レースが3着、11レースは10着、少し推奨した3レースは12着でした。8レースのルペールノエルはいつもより前から競馬したことが今日の馬場にも合ったような印象で10歳でもまだまだ衰え知らずです。11レースのナリノクリスティーは今日の馬場に最適な逃げをうったものの直線で失速して10着。1000ｍ通過が59.2秒で早かったのか、この馬場で残れず実力不足かは分かりませんがもう少し成長を待ちたいところです。3レースのデルマエメラルドは後方からの競馬で馬場に泣き、直線でも末脚炸裂という感じはありませんでした。今日推奨するのは中山、阪神の9レースです。中山9レースは8頭立てなので当てにいったと思われるかもしれませんが、決してそういう理由ではございません（笑）。
中山9レースはカフェサンドリヨン。最初に記したとおり、前残りを前提とした予想。前走は2番手から競馬を進めているがスタートの速さは一番で、そこから控える形で2番手からの競馬を選択した。スタートから主張してハナを切るのも可能ということだ。7、8番あたりも逃げたいかもしれないが2頭とも芝では未知数。馬場を味方につけて逃げ切りに期待する。
阪神9レースはワンダーエカルテ。前走は後方からじりじりと脚を使っての4着。そして、強調できるのが前走より2キロ軽くなる斤量。前走は初の55キロを背負っての4着で、勝鞍は52キロでしかあげていない。斤量が軽いほどよく走る馬。2走前の54キロでも3着があることから53キロは問題はなし。前走から2キロ以上斤量が軽くなるのは昇級戦の馬が多い中で同馬は恵まれている。長岡騎手も明日は1鞍のみでこの馬に全身全霊の騎乗を期待したい。