先週のコラムでは書きたいことをすべて書いていたら皐月賞だけで文字数が埋まってしまうほど自信自体はあったのですが、本命にしたクリスタルブラックは16着。前走披露したような末脚もなく単純な力負けには見えませんでしたが、屈腱炎というのはなんとも残念。ただ、復帰してきたときはもう一度狙うことは決めています。もうひとつ掲載予定だったのが中山12レースのクラヴィスオレア。結果は4着でした。昇級初戦でもすんなりハナを切り、直線では交わされそうになりながらもなかなかのしぶとさを発揮していました。次走も期待です。今日推奨するのは東京6レースと福島11レースです。
東京6レースはグレイトオーサー。未勝利戦という格付けながらここがデビュー戦の馬がほぼ半数の5頭。普段なら一戦でも経験している方を上に取るが、ここはデビュー戦の馬でも狙いたい馬がいる。それがグレイトオーサー。母馬ディアデラノビアは重賞3勝、G1でも3着が3回という実力馬だった。それは産駒にも受け継がれている。ディアデレノビアはこれまでに8頭を輩出し、その8頭のデビュー戦成績は【6-1-0-1】という抜群の成績で新馬戦から走る血統。もちろん1戦経験していて母馬がクルミナルという良血のイルミナルも強敵であることに間違いはないが、前走は1600mだったのにもかかわらず残り50mでは3着馬に交わされそうになっていたところを考えると1800mはマイナスに思える。グレイトオーサーのデビューは遅れてしまったが、将来的には重賞も取れそうな馬。ここは通過点にしてほしい。
福島11レースはデンコウアンジュ。近5年の福島牝馬Sを見ていて思ったのは毎年3,4コーナー中間でそれまで後方にいた馬が一気に動いて最後は後方にいた馬が有利になることも多いということ。福島のコース形態を考えると小回りなのだから前が有利になっても不思議ではないように思えるが、このレースは後方の馬を狙うのが賢明ではないか。本命のデンコウアンジュは4年連続出走で4,3,1着と毎年着順を上げている。同馬は前述した流れにぴったりはまる馬でまさにこのレースに向いている。そして、このレースは別定戦で前走が重賞だった馬は前走から斤量が増えるまたは同じ場合がほとんどだが、この馬は前走から1キロの斤量減。重賞3勝という実力馬が得意のコースと斤量を味方にして重賞4勝目をあげることに期待する。
一番好きな馬はノーブルマーズです。
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