今回は日本ダービー特別編ということで土曜日に出すコラムとは別に日本ダービーのみのコラムとして掲載します(日曜版コラムでは土曜日の振り返り、目黒記念など)。
【東京11レース】日本ダービーは◉ディープボンド。正直、コントレイルに非の打ち所があるかといえば探すのに苦労する。3走前の東スポ杯はレコード勝ちで高速馬場に対応できないということはまずありえない。ただ、ひとつリスクがあるとすれば前走の皐月賞は4コーナーで外に出してから楽に競馬ができたが、日本ダービーは例年直線に入ると横に大きく広がる。もし、前走と同じように大外に持ち出したときは明らかに前走よりロスが出てしまう。人気も考えてここは対抗とすることにした。
今年のダービーは皐月賞の2着馬以降の着差から考えても2強と考えられるのは理解できる。だが、皐月賞で10着だった本命のこの馬も競馬的には悪くなく直線で前がなかなか開かなかったこと、前日の悪い馬場が残る中で最内を走らされたことを含めれば逆転が不可能ということはない。最も評価したいのは前走の京都新聞杯。過去10年の京都新聞杯からの好走馬に主に共通することは4つ。
1 レースの勝ちタイムが2分12秒3以内であること。
2 乗り替わりでないこと。
3 1000m通過タイムがハイペースであるほど好走すること。
4 ディープインパクト産駒であること。
今年はどうか。今年の1000m通過タイム58秒3は過去10年で3番目に早いタイムで前走から継続騎乗。条件にしっかり合致している。2着馬のマンオブスピリットも本命の同馬と勝ちタイムは同タイムで鞍上も継続騎乗にはなるのだが、コントレイルよりも前で競馬はできないと考えて無印にした。レースの勝ちタイム(2分11秒7)的には特別早いということはないが、今開催の芝2200mのタイムで2分11秒台が出たのはこのレースのみということを考えれば悪いタイムではない。ただ、少し異なるのがディープインパクト産駒でないこと。それでもディープインパクトの息子であるキズナ産駒。ディープボンドが勝利すれば親子三代でのダービー制覇で父のキズナもこの京都新聞杯から頂点に立った。「ダービー馬はダービー馬から」これが初の三代続くというドラマを夢見て精一杯の声援をテレビの前から届けたい。馬券は単勝、馬連と3連複で5,8,12,15,17番に流す。
一番好きな馬はノーブルマーズです。
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