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適性を分析して評価する「Sマーク馬」

  • 2009年06月10日(水) 21時30分
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 先週はホームページで公開している追い切りが優秀なる「Sマーク馬」は土日で18頭出走。8頭が3着以内になりました。(「Sマーク馬」は、「ザ・タイムショック」のポイント馬を中心に厩舎の勝負パターンや前走までの馬の走り、適性を分析して評価します)

 先週「Sマーク馬」に選んだ3頭の推奨理由を解説します。

6.7(日)
東京5R 500万下 ダート1600m 本命クレヨンロケット 2番人気1着

 クレヨンロケットの最終追い切りは、美浦のウッドコースで5ハロン68秒後半、終い12秒後半を馬なりで記録。中間には、ポリトラックコースで5ハロン67秒半ば、終い12秒前半とバランスの良いタイムを馬なりで出していました。最終追い切り時には、古馬1600万下のヤエノアカハチに馬なりで併入しており、調教から調子の良さと能力の高さを感じることができます。適条件に戻る今回は絶好の狙い目でした。

 単勝は410円ですが、この馬が410円はおいしいので、単勝馬券10万円も押さえで購入しました。

的中馬券

6.7(日)
東京12R 1000万下 ダート1600m 本命ケイアイコンセプト 6番人気2着

 ケイアイコンセプトの最終追い切りは、美浦のダートコースで5ハロン66秒前半、終い12秒前半とバランスの良いタイムを馬なりで記録。通常美浦のダートコースでは+ポイントを付けないが、馬なりで今回のようにバランスの良いタイムを出す馬は評価できます。全体時計、終いの時計の両方が前走時より早くなっており、体調の良化も明らかでした。出遅れながらも0.4秒差の5着に負けていた前走の内容も評価でき、能力を発揮しやすい条件が揃った今回は「Sマーク評価」となりました。

6.6(土)
中京8R なでしこ賞 ダート1700m 本命ケイアイゲンブ 4番人気3着
3連複 1万2440円 3連単 8万6630円

 最終追い切りは栗東の栗東坂路で4ハロン54.8秒、終い12.5秒。先週の栗東坂路の基準時計は51.8秒。4ハロンの時計が55秒以内でラスト1ハロンが12.5秒以内という基準をクリアしているため+1ポイントを獲得。前走時よりも調教タイムは1秒以上早くなっており、体調の良化も明らかでした。前走は休み明けで、適性のない芝でのレース。体調が上がり、得意のダートに戻る今回は能力を発揮できる条件が揃ったため「Sマーク評価」となりました。


 続いて、先週の出走した馬の中から追い切りが良く、次走以降に狙える馬を紹介します。

メガトレンド
土曜日の東京10レース、湘南ステークス、芝1600m戦に出走。最終追い切りは栗東のDウッドで追い切られ、6ハロン82秒前半、終い12秒半ばと好タイムを記録。近走は調教内容が良く状態が安定しています。1600mも問題ないがベストは1400m。今回と同じ追い切りの内容で、得意の芝1400mに戻る時が狙い目です。

トウショウカレッジ
日曜日の東京11レース、安田記念、芝1600m戦に出走。最終追い切りは栗東の坂路で追い切られ、4ハロン52.9秒、終い12.3と好時計を記録。先週の栗東坂路の基準時計は51.8秒。全体時計が53秒以内かつ、ラスト1ハロンが12.5秒以内であったため+2ポイントを獲得。成績が示すようにスプリンターとしては能力が高い馬です。今回と同じ追い切りの内容で、芝1400m以下のレースに出走してきた時が狙い目です。

グリッターアイス
日曜日の中京6レース、500万下の芝1200m戦に出走。最終追い切りは栗東の坂路で追い切られ、4ハロン53.0秒、終い12.4と好時計を記録。全体時計が53秒以内かつ、ラスト1ハロンが12.5秒以内であったため+2ポイントを獲得。調教では動いていたものの、今回は休み明けで体調は万全ではありませんでした。その状態で、これだけのタイムを栗東の坂路で出せるのは能力のある証拠です。今回は芝を試されましたが、やはりダート適性が高い馬。今回と同じ追い切りの内容で、ダート1000~1200mに出走してきた時が狙い目です。

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