血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。
今週はディープインパクト黄金配合馬の登場です。
レッドジェネシス 父ディープインパクト
7/19 阪神5レースデビュー予定
父ディープインパクトは現役時代、7つのG1を制した「日本近代競馬の結晶」と言われる歴史的名馬。
種牡馬としても2012年から2019年現在まで8年連続で種牡馬ランク首位。
競走馬としても種牡馬としても日本競馬の代表的存在。
(2019年7月30日逝去)
母リュズキナはアイルランド馬で不出走だが、母母Luckyがアイルランド重賞の勝ち馬である。
繁殖としてデビュー済み産駒はまだなし(本馬の全兄がいるがデビューしていない)。
血統背景は父Storm Cat(~ノーザンダンサー系)と母父Sadler’s Wells(ノーザンダンサー系)の組み合わせ。
父産駒において早期完成の近道はノーザンダンサーのクロスを持つ母との組み合わせなので本馬はまずこの条件を満たしている。
父ディープインパクト×母父Storm Catの組み合わせはスーパーニックス配合。
G1馬だけで、キズナ(日本ダービー)、エイシンヒカリ(イスパーン賞(仏G1)、香港C(香港G1))、リアルスティール(ドバイターフ(ドバイG1))、サトノアラジン(安田記念)、ラキシス(エリザベス女王杯)、アユサン(桜花賞)、Study of Man(ジョッキークラブ賞(仏G1))がいる。
また、母方にSadler’s Wellsを持つ馬は、シンハライト(オークス)、ディーマジェスティ(皐月賞)等活躍馬多数でこちらも好相性の血。
このようにディープインパクト配合における王道パターンなので、是非チェックしておきたい1頭。
@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。
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