血統調査員のYRAです。
「血統表は競走馬の設計図!」ということで。
今週はディープインパクト産駒の登場です。
プラウドルック 父ディープインパクト
8/2 新潟5レースデビュー予定
父ディープインパクトは現役時代、7つのG1を制した「日本近代競馬の結晶」と言われる歴史的名馬。
種牡馬としても2012年から2019年現在まで8年連続で種牡馬ランク首位。
競走馬としても種牡馬としても日本競馬の代表的存在。
(2019年7月30日逝去)
母プラウドスペルはアメリカ産馬で現役時13戦7勝。
主な勝鞍はケンタッキーオークス(アメリカG1・ダート9F)とアラバマS(アメリカG1・ダート10F)。
2008年にはエクリプス賞最優秀3歳牝馬に選出された。
現役引退後、アメリカで繁殖となり3頭輩出。その後日本に輸入された。
日本でのデビュー済み産駒は4頭。
父Creative Cause(5勝・OP馬、現役)→父ディープインパクト(3勝、現役)→父ディープインパクト(2勝、現役)→父ディープインパクト(未勝利、現役)
1つ上の全姉以外全て勝ち上がっており、複数勝ちを収めている。
水準以上のポテンシャルを持ってはいるが、現役時の成績からすればそろそろ大物が欲しいところ。
血統背景は父Proud Citizen(Gone West~Mr. Prospector~ネイティブダンサー系)と母父Langfuhr(Danzig~ノーザンダンサー系)の組み合わせ。
父ディープインパクト×母父Gone West系の組み合わせはNHKマイルカップ(G1)を勝ったケイアイノーテックや阪神JF(G1)を勝ったショウナンアデラがいる、父のマイラー仕様配合パターン。
この「父がディープインパクトで母にGone West」の牝馬は、今年のクラシックでオークスにミヤマザクラ(クイーンC(G3))、サンクテュエール(シンザン記念(G3))、リアアメリア(アルテミスS(G3))の3頭が出走している。
このように牝馬クラシック出走配合パターンで、デビューはお得意のマイル戦。
もちろん初戦から注目したい。
@yra_uma北海道での競馬修行を経て血統調査員となる。血統表はサラブレッドの設計図。日々血統考察やってます。細々と一口馬主も継続中。
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