お茶の水駅から長い坂を下る
自分の担当ではないが上手くいかない事案がありヘルプで参上
競馬新聞社だからヘルプで参上したは、間違ってはいない。何度か来ている。
総務に挨拶に行くと社長が頼みたいことがあるので下の階に来てくれとのこと
当時まだパソコンが普及していない時代馬柱の読み上げを二人一組でやっていた。
床には穴が開いていて出来た原稿を下の階の入力室に一刻も早く渡す仕組みだ。
テレビで解説をしているイケメン君も今日は、髪がボサボサ原稿の進みが悪いようだ。
下の階に行くがいない近くの女の子に何処だと思うと聞くと一階の駐車場で配達の人と話をしているか
その奥の輪転機室 バイクはピカピカにされ綺麗に並んでいるが無人 輪転機室からは、轟音がする
操作の人間だけ 恐ろしいほどの暑さだ「社長でしょ入れ違い紙面割り見ているはず」一礼後足早に追う
若い女の子が紙面割りの担当のようだその横では馬柱の読み上げを凄い早口でやっている。
社長が女の子に「間に入る紙が原価一枚10円何枚増やしても売れるなら構わないよ」とアドバイス
納まらないと余るで苦悶のようだ。
顔見知りのTMニコッと笑ってこちらに来る。思い出した頼み事をしていたことを
普段無口で愛想がよくない厩務員さんだそうだが
よく見ていると厩務員さんに褒められてしまいましたと恥ずかしそう。
ある馬の仕草を不思議に思い理由を聞いて欲しいと頼んでいたことだ
じゃれる程リラックスしている時に厩務員さんの内もものお肉を噛みつこうとしているそうだ。
見栄えの悪い馬で人気になりずらく寧ろそれを歓迎だ。好走時の仕草も掴み後に高配当を数回いただいた。
普段みる専門紙も膨大な人が関わり色々大変な事もありそうだ。
大負けして捻りつぶしごみ箱に叩き込むも考えないといけない。
上手くいかない事案も社長からの頼まれ事もすみ帰ろうとしていると後ろから
出来てるよ!持っていくかい!と声が掛かる忘れていた今日から大井競馬だ。
一部ずつ貰い事務のおねーちゃんに直帰だと伝える。
今からなら後楽園の場外で4Rからできる ホットドックと酎ハイで
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