◆11/7 京都11R ラインブラッド
これまで千二では2勝を挙げていますが、函館で1分11秒0、阪神で1分11秒1と、ともに時計を要していました。ここ2走は時計の速い決着。前走が福島で1分07秒9の0.5秒差・5着で、今回が1分07秒6のタイム差なし・5着。この内容ならまだ3歳馬ですし、将来対応出来るようになるでしょうが、千二なら時計が掛かる方がベターですし、千四のマーガレットS勝ちからも、直線の坂を味方に出来るタイプ。阪神の方がいいでしょう。千四ならもっと好走レンジ<range>(走れる馬場レベルの幅)は広がりそうです。
◆11/7 東京6R アプリコットフィズ
好位をキープし、直線に入ってもほとんど追うところなしでグイグイと伸びて快勝。「ステッキも気合を付ける意味で軽く入れただけ」と蛯名騎手。4馬身差の勝利でしたが、これでも「最後はフワフワしていた」というのですから、まだ上積みは十分期待出来るでしょう。走破時計の1分34秒7と上がりタイムの34.2秒ともに優秀な数字ですし、今後が楽しみです。
◆11/7 福島9R シゲルハスラット
今回は千二の距離でも前々で運ぶことが出来ましたし、直線でも見せ場タップリで0.6秒差の4着。近走では一番いい内容と言い切れます。復調を示しました。この馬はハッキリと重い芝の阪神千四がベストと分かっているだけに、暮れの阪神開催が楽しみです。元々ひとつ上の1000万以下クラスでも好勝負を演じていただけに、しっかり馬券に絡んでくれることでしょう。
◆11/8 京都11R ラナンキュラス
内枠ということもあり、スタートで一完歩目が遅れるも押して前へ。これまで2勝とも外を回っての差し切り。馬込みに入れての正攻法の競馬は初めてでしたし、キャリアが浅いこともあり、直線では内を割って来られませんでした。デビュー戦の阪神千四での競馬を見た感じでは外回りのマイル戦の方が合う印象でしたし、実際、早目早目の競馬で伸び切れなかった今回からも、ジックリ運ぶ競馬がいいと思われます。長い直線のある次走(阪神JF)、今回の敗戦で人気が下がるようなら買いたい1頭です。
◆11/8 福島10R ナスザン
4走前に3着しているように福島コースを得意にしているのは分かりますが、走破時計が1分10秒3と掛かったのも幸いしています。同じ福島でも今回は自身1分09秒3で走っていますし、相手関係も強力な中、0.6秒差の5着に食い込みました。前走にしても1分08秒2で0.7秒差ですから、ジワジワ力を付けているのが分かります。もう少し時計の掛かる馬場レベルなら食い込みが期待出来そうです。
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