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調子が良すぎて凡走する馬

  • 2010年03月18日(木) 17時50分
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 馬の調子が上がったからといって、必ずしも前走よりも良い着順になるとは限りません。

 調子が上がったことにより、前走よりも着順が悪くなってしまう馬もいます。

 たとえば、日曜日の中京8レース、500万下、ダート1700m戦に出走したジートップキセキは、最終追い切りは美浦のポリトラックコースで追い切られ、5F63秒前半、終い12秒半ばとバランスの良い好タイムを記録。

 前走時より全体、終い時計ともに大幅に詰めているように、状態は間違いなく上昇していました。

 しかし、調子が良くなったことで、テンションも上がり、レースで行きすぎて凡走しました。

 今の状態の良さなら次走1400m以下の短距離に出走すれば一変も期待できます。

 その他、先週、好調教馬を狙って的中したレースを解説します。

3.13(土)
中山11R アネモネS 芝1600m 本命ギンザボナンザ 2番人気1着
3連単 3960円 的中



 ギンザボナンザの最終追い切りは美浦のポリトラックコースで追い切られ、5F64秒前半、終い12秒前半とバランスの良い好タイムを記録。

 前走時より大幅にタイムを詰めたのは調子が良くなっているため「Sマーク評価」となりました。

 公開している予想でも馬連、3連複、3連単を的中しました。

3.13(土)
中山9R 館山特別 芝2000m 本命ミッキーミラクル 4番人気3着



 ミッキーミラクルの最終追い切りは美浦のウッドコースで追い切られ、5F67秒半ば、終い12秒半ばとバランスの良いタイムを馬なりで記録。

 中間にも美浦の坂路で3F36.6秒、終い12.3秒と好タイムを馬なりで記録していたため「Sマーク評価」にしました。

 その他、先週の好調教馬から次走注目できるのは、クレイジードライブです。

 日曜日の阪神6レース、500万下、ダート1400m戦に出走。

 最終追い切りは栗東坂路で追い切られ、4F54.6秒、終い12.4秒と好タイムを記録していました。

 時計の掛かった先週の栗東坂路で終い12.4秒を出せるのは能力のある証拠です。

 次走に1200m以下のレースに出走してきた時に狙いたい馬です。

競馬総合チャンネルでは、毎週金曜20時に阪木秀雄氏が週末の重賞を調教で展望する「重賞タイムショック!」を掲載中!

調教基準タイムなど、阪木氏の最新情報は阪木秀雄HP

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