前回推奨したキタノサスピションは11着。スタートは良かったものの、行きっぷりが悪く後方からの競馬になってしまい、直線でも伸びがありませんでした。正直2桁着順になるとは予想していなかったので、今回の結果はショックですが、もう少し少頭数でないと厳しいと感じる内容でした。11レースのコトブキテティスは6着。1,2,3着馬が前から競馬したことを考えればせめて中団ぐらいにはいたかったところ。ただ敗因は明確なので立て直しに期待したいと思います。

今日推奨するのは東京8レースと札幌11,12レースです。

【札幌11レース】函館スプリントSは◎ジョーアラビカ。前走の淀短距離Sは終始荒れた内を走らされ、本来のパフォーマンスが全く発揮できなかった。だが、重賞やオープンでも差のない競馬をしているように実力では遜色ないはず。3走前の京阪杯では今回一番人気濃厚のカレンモエとタイム差なしで、直線前が開かず少し追い出しが遅れたことを考えれば実質先着していたという可能性も高い。先行馬が多くペースも速くなりそうで「ペースが流れて差しが決まる展開なら。」という陣営の望み通りになりそうだ。カレンモエと接戦を演じたことがあるこの馬がこれだけ人気がないなら狙う価値ありだ。
馬券は単勝とワイドで3,7,9,13,16番に流す。

【東京8レース】は◎グランオフィシエ。前走（未勝利戦）の勝ち時計1分59秒5は同日に行われたフローラSでは2着相当。しかもオークスを制したユーバーレーベンよりも0秒1速いという時計で制した素質の持ち主（次週の3勝クラスとも0秒5しか離れていない）。前走と同じ舞台の1勝クラスで負けるシーンは思い浮かばない。一番の強敵は〇ガンダルフ。前走の切れ味はいかにも東京向きで、いずれは上のクラスでも通用しそうな馬。
馬券はシンプルに馬単で◎→○一点で。

【札幌12レース】は◎ロンドンデリーエア。近走はなかなか結果が伴わないが、昨年の札幌では1,2,7着。この7着というのも一番人気ながら逃げを打ったことでかなり厳しいマークを受けたことが敗因で力負けという感じではない。今回は得意の札幌1700ｍ、少頭数、一番人気にはならないだろうから厳しいマークを受けることもないだろう。条件好転のここで2勝クラス卒業へ。
馬券は馬単で2,5,7,9番に流し、余裕があれば2→3も少々。